インプラントのメンテナンス方法〜長持ちさせる7つのポイント|いのうえ歯科 道の尾オフィス|長崎市岩屋町の歯医者【予防歯科・インプラント】

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インプラントのメンテナンス方法〜長持ちさせる7つのポイント|いのうえ歯科 道の尾オフィス|長崎市岩屋町の歯医者【予防歯科・インプラント】

インプラントのメンテナンス方法〜長持ちさせる7つのポイント

インプラント治療を受けた後、「これで治療は終わり」と思っていませんか?

実は、インプラントを長く使い続けるためには、治療後のメンテナンスが非常に重要です。インプラントは虫歯にはなりませんが、適切なケアを怠ると「インプラント周囲炎」という歯周病に似た病気にかかる可能性があります。

インプラントの平均寿命は10年から15年程度とされていますが、適切なメンテナンスを継続することで、20年以上、さらには40年以上も機能し続けるケースも珍しくありません。つまり、インプラントの寿命は「どのように管理するか」によって大きく変わってくるのです。

今回は、いのうえ歯科 道の尾オフィスが実践する予防中心のメンテナンスで、インプラントの寿命を延ばすコツをお伝えします。

インプラントにメンテナンスが必要な理由

インプラントは人工物ですので、インプラントそのものは虫歯になることはありません。

ですが、自分の歯のように歯周病になってしまうことはあるのです。これを「インプラント周囲炎」と呼び、症状は天然歯に比べて、よりシビアであると考えたほうが良いのです。

インプラント周囲炎とは?

インプラント周囲炎は、インプラントが埋まっている骨や歯茎が歯周病菌によって破壊されてしまう病気です。

インプラントの周りの歯茎が腫れる・出血するなどの症状があらわれ、進行すると周囲の歯槽骨が破壊されます。進行すると、インプラントを摘出しなくてはならない場合や、自然と抜け落ちる場合があります。

一度かかると自然治癒することはなく、その後の治療はせいぜい進行を抑えるための治療、ということになります。自覚症状があまりないので、気づいたときには進行していることも多いです。

なぜインプラント周囲炎は歯周病よりもシビアなのか

以下の3つの理由が挙げられます。

  1. 人工のものなので、汚れに弱い

インプラントは天然歯と比較して、細菌に対する抵抗力が弱いです。そのため、インプラント周囲炎になると急速に進行します。

  1. 骨とインプラント体の間に、天然歯には存在するクッション的な役割をする「歯根膜」が存在しないため、噛み合わせの力が骨に直接ダメージを与え、骨が吸収しやすい

人が噛む力は思っている以上に強く、就寝中など無意識の状態では数百kg〜1トン近くの力が加わることもあります。このような強い力が継続的にかかると、インプラントに負担がかかり、破損や脱落の原因となる可能性があります。

  1. 歯根膜がないことにより、血液供給がより少ないため、免疫力が働きにくく、感染が進展しやすい

定期的にメンテナンスを受け、インプラント周囲炎を予防することが大切なのです。

インプラントを長持ちさせる7つのポイント

インプラント周囲炎にかからないようにし、長持ちさせるために、いくつか知っておきたいことを挙げていきます。

1. 天然歯よりも歯磨きを丁寧にする

インプラントの歯磨き方法は、基本的には天然歯と同じですが、意識せずただ漠然と磨いているだけでは、磨き残しが出てしまうものです。

歯周病の発生源となる歯と歯茎のポケットを意識してブラシを当て、歯茎を傷つけないくらいの軽い力で、10〜20回のストロークをかけて磨きましょう。

毎日の丁寧な歯磨きで、プラーク(歯垢)をしっかりと除去することが必要です。特に、インプラントと歯茎の境目、隣接する歯との間などは、プラークが溜まりやすい部分です。

2. 歯間ブラシやデンタルフロスを使用する

歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスなども活用して、細かい部分まで清潔に保つよう心がけましょう。

正しいブラッシング方法については、メンテナンスの際に歯科衛生士が丁寧に指導いたしますので、ご自身のお口に合ったケア方法を身につけていただければと思います。

3. タバコを吸わない

タバコは歯茎にとって大敵です。

タバコを吸う人は吸わない人に比べて歯周病にかかるリスクが5倍以上だと言われています。これはインプラントにも同じことが言えます。

たばこに含まれるニコチンは血行を悪くし、免疫力を低下させます。その結果、歯ぐきの炎症が起こりやすくなり、インプラント周囲炎のリスクが高まります。

吸う本数が少ないからといって、リスクがゼロになるわけではありません。タバコは吸ってはいけないということはありませんが、10年後の予後の経過に約10%の違いが現れます。

4. 体の健康管理にも気をつける

歯周病、インプラント周囲炎は、糖尿病や骨粗しょう症のような全身疾患があると非常に悪化しやすくなります。

このような病気にかからないよう、健康管理に気をつけることも大事です。既往歴のある方はコントロールできていることが大切です。

5. 歯医者で定期的にクリーニングを受ける

インプラント周囲炎を起こさないためには、毎日の歯磨きが最も大事ですが、残念ながら自分で100%汚れを落としきることは不可能です。

そのため、磨き残しの蓄積は歯医者さんで定期的にクリーニングをして落としてもらう必要があります。

いのうえ歯科 道の尾オフィスでは、4ヵ月に1度のペースでメンテナンスにお越しいただくことをお勧めしています。メンテナンスでは、口腔内のチェック、かみ合わせの調整、歯の清掃、ブラッシング指導などを行います。必要に応じてレントゲン撮影も実施し、目に見えない部分の状態も確認します。

定期的なメンテナンスは、インプラントだけでなく、残っている天然歯を守ることにもつながります。お口全体の健康を維持するためにも、メンテナンスを継続することが大切です。

6. 噛み合わせのコントロールをしっかり行う

噛み合わせの力が強くかかり過ぎないようにコントロールすることも大切です。

インプラントは強い力がかかりすぎると骨にダメージがかかりやすく、骨が吸収してしまいやすいためです。特に歯ぎしりのある人はマウスピースを入れるなどして、力がかかり過ぎないようにすることが必要になります。

歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、マウスピースなどの対策が有効です。気になる症状がある場合は、遠慮なくご相談ください。

7. 食生活に注意する

間食や夜寝る前に何かを食べる習慣があると、歯垢が溜まりやすくなって歯周病やインプラント周囲炎を起こしやすくなりますのでなるべく控えましょう。

歯科医院で行うインプラントのメンテナンス内容

歯科医院で行われるインプラントの定期メンテナンスでは、おもに以下が行われます。

口腔内チェック

インプラントの状態に加え、他の歯の虫歯、歯周病などをチェックします。また、上部構造(人工歯)の状態や、噛み合わせについても確認します。

主に確認する内容は、以下のとおりです。

  • インプラントの動揺度(グラつき)
  • 歯周ポケットの深さ
  • 歯茎の炎症の有無
  • 歯ぎしりや食いしばりの有無
  • 噛み合わせ
  • 天然歯の虫歯や歯周病の有無

レントゲン検査

レントゲン検査により、インプラントを支えるあごの骨の状態や、残っている歯の根元の状態などを確認します。必要に応じて実施し、目に見えない部分の状態も確認します。

クリーニング

毎日丁寧な歯磨きを心がけていても、セルフケアでは落としきれない汚れもあります。歯科医院では専用の器具や薬剤を使用し、口腔内の専門的なクリーニングを行います。

とくに、人工歯の周囲についたプラーク(歯垢)や歯石を除く「スケーリング」はインプラント周囲炎予防の観点からも重要です。インプラントのスケーリングには、専用素材のスケーラー(スケーリングの器具)や、超音波スケーラーを用いることもあります。

歯石は、歯周病菌が増殖しやすい場所です。歯垢(プラーク)が付着した状態を放置すると、石灰化して歯石になります。歯石は歯磨きでは除去できないので、定期的に歯科医院で除去してもらう必要があるでしょう。

ブラッシング指導

インプラントやほかの歯の寿命を延ばすには、歯科医院でのケアだけでなく、毎日の自宅でのケアが重要です。自宅で行うセルフケアで効率的に汚れが落とせるように、歯科衛生士が歯磨き指導を行います。

日常的な歯磨きでは磨き残しやすい部分を確認し、適切なブラッシング方法を指導します。また、フロスやデンタルリンスといったお手入れアイテムの活用法など、自宅でできる口腔内ケアについてアドバイスします。

いのうえ歯科 道の尾オフィスのエアフロークリーニング

いのうえ歯科 道の尾オフィスでは、予防歯科に特に力を入れており、エアフローによるクリーニングを取り入れています。

エアフローとは、専用のパウダーと水をジェット噴射することで歯の表面の汚れを除去するクリーニング方法です。通常のクリーニングでは落としにくい着色やバイオフィルムを効率よく除去できるため、予防歯科の分野で注目されています。

コーヒーや紅茶、ワインなどによる歯の着色が気になる方にもおすすめのクリーニングで、歯の表面を傷つけにくいのも特徴です。これにより、インプラントや天然歯を健康な状態に保つサポートを行っています。

また、インプラント治療後は長く快適に使い続けるためのメンテナンスも大切です。エアフローによるクリーニングを取り入れ、歯の表面に付着したバイオフィルムや着色汚れを効率的に除去することで、インプラントや天然歯を健康な状態に保つサポートを行っています。

インプラントの寿命を延ばすために

インプラントの平均寿命は10年から15年程度とされています。

厚生労働省が発表している調査によると、部分的あるいは全ての歯を欠損した症例での10〜15年後の生存率は、上顎で約90%、下顎で約94%という結果が報告されています。

これは、入れ歯の寿命が約3〜5年程度、ブリッジが7〜8年程度であることと比較すると、インプラントがいかに長持ちする治療法であるかがわかります。初期費用は高額になりますが、長期的な視点で見れば、コストパフォーマンスに優れた選択肢といえるでしょう。

インプラントの寿命は、埋入部位や埋入時の条件によっても左右されます。骨移植を伴うケースや抜歯後すぐにインプラントを埋入したケースでは、10〜15年後の生存率は87〜92%程度と報告されています。

また、適切な治療とメンテナンスを継続することで、20年以上、さらには40年以上も機能し続けるケースも珍しくありません。つまり、インプラントの寿命は「どのように管理するか」によって大きく変わってくるのです。

まとめ

インプラントを長く使い続けるためには、治療後のメンテナンスが非常に重要です。

日々のセルフケアから定期的な歯科医院でのチェックまで、適切なメンテナンスを継続することで、インプラントの寿命を大きく延ばすことができます。

いのうえ歯科 道の尾オフィスでは、インプラントを中心とした総合的な歯科治療を通して、患者さまが長く自分の歯で食事を楽しめるようサポートしています。

長崎市でインプラント治療やメンテナンスをご検討の方は、お気軽にご相談ください。予防歯科に特に注力し、エアフローによるクリーニングでバイオフィルムや着色汚れを効率的に除去し、インプラントや天然歯を健康な状態に保つサポートを行っています。

ホテルのロビーのようなシックで落ち着いた空間で、患者さま一人ひとりに合わせた治療とメンテナンスを提供しています。インプラントだけでなく、天然歯をできるだけ残しながら口腔全体の健康と美しさを維持することを大切にしています。

長崎市岩屋町のいのうえ歯科 道の尾オフィスで、インプラントを長持ちさせるメンテナンスを始めませんか?

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【著者情報】

井上 大雅(いのうえ たいが)

いのうえ歯科 道の尾オフィス 院長 井上 大雅(いのうえ たいが)

長崎大学歯学部卒業後、長崎大学病院総合歯科診療部をはじめ、東京・神奈川・長崎の複数の歯科医院で研鑽を積む。現在は「いのうえ歯科 道の尾オフィス」院長として、患者一人ひとりに合わせた丁寧な治療計画の立案と説明を重視し、納得いただいたうえでの治療提供に努めている。

むし歯や歯周病の「予防」に注力し、生涯自分の歯で食事ができることを目標とした歯科医療を実践。パウダークリーニングを用いた快適なメンテナンスや、ホワイトニング・審美歯科にも力を入れ、機能性と美しさの両立を追求している。

インプラントやセラミック治療に関する専門的な研修・セミナーを多数修了し、幅広い臨床経験と知識をもとに質の高い医療を提供。地域医療にも積極的に関わり、学校歯科医や歯科医師会の委員としても活動している。


■ 主な経歴

・長崎大学 歯学部 卒業

・長崎大学病院 総合歯科診療部 勤務

・西砂歯科医院(東京) 勤務

・まいおか町歯科(神奈川) 勤務

・ありがとう歯科医院(長崎) 勤務

・大村ファミリー歯科(長崎) 勤務

■ 所属・資格

・日本顎咬合学会

・日本歯科医師会

・長崎大学歯学部同窓会 本部理事

・長崎市歯科医師会 委員

・長崎県歯科医師会 委員

・滑石中学校 学校歯科医

■ 主な研修・認定

・OSSTEM IMPLANT マスター専門医認定

・Osstem AIC Master Course(Basic / Advance Surgery / Advance Prosthetic)修了

・CAD/CAM関連セミナー(形成・咬合・研磨)修了

・YAGレーザー臨床応用

・その他 インプラント・セラミック関連研修多数修了