インターナルブリーチは何回通えば白くなる?通院回数の目安と1回ごとの変化を歯科医師が解説
- 2026年8月23日
- インターナルブリーチ
- ◦ 目次
- ▸ インターナルブリーチとは?変色した歯を内側から白くする治療
- ◦ なぜ神経を取った歯は黒ずむのか
- ◦ インターナルブリーチ(ウォーキングブリーチ)の仕組み
- ◦ よくある誤解:「1回で劇的に白くなる」は期待しすぎかもしれません
- ▸ 何回通えば白くなる?通院回数の目安と1回ごとの変化
- ◦ 一般的な通院回数の目安(個人差があります)
- ◦ 通院回数に影響する3つのポイント
- ◦ 「白くなりすぎた」場合はどうする?終了タイミングの目安
- ▸ 治療の流れと1回あたりの所要時間
- ◦ 初診から治療終了までのステップ
- ◦ 治療期間全体の目安
- ◦ 治療中・治療後の注意点
- ▸ 通常ホワイトニングとの違い・向いている人は?
- ◦ インターナルブリーチと通常ホワイトニングの違い
- ◦ 料金の目安(当院の場合)
- ◦ インターナルブリーチでは白くならないケースとその代替治療
- ▸ いのうえ歯科 道の尾オフィスのインターナルブリーチへの取り組み
- ▸ よくあるご質問(FAQ)
- ◦ 📝 まとめ:インターナルブリーチの通院回数ポイント
- ◦ 長崎市でインターナルブリーチのご相談はいのうえ歯科 道の尾オフィスへ
- ◦ 👨⚕️ 監修:院長 井上 大雅(いのうえ たいが)
「神経を取った歯が1本だけ黒ずんできた。ホワイトニングで白くなるの?」そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、インターナルブリーチ(ウォーキングブリーチ)は一般的に3〜5回の通院で、多くの方に白さの改善が期待できる治療法です。
ただし、歯の変色の程度・変色してからの年数・歯の状態によって回数には個人差があります。1回ごとの変化の目安、終了のサインとなる状態、治療の流れまで、長崎大学病院での臨床経験を持つ院長が具体的に解説します。
インターナルブリーチとは?変色した歯を内側から白くする治療
なぜ神経を取った歯は黒ずむのか
虫歯の治療などで神経(歯髄)を除去した歯は、時間の経過とともに歯の内部に血液成分や薬剤の色素が沈着し、灰色・茶色・黒っぽく変色することがあります。この変色は歯の「内側」から起きているため、歯の「表面」に作用する通常のホワイトニングジェルを使っても、思うような効果が期待しにくい場合があります。
また、歯の外側だけを削って被せ物(クラウン)を装着する方法もありますが、健康な歯質を大きく削る必要があります。インターナルブリーチは歯をほとんど削らずに内側から漂白するという点が大きな特徴です。
インターナルブリーチ(ウォーキングブリーチ)の仕組み
インターナルブリーチとは、神経を取った歯(失活歯)の根管(歯の内部の空洞)に漂白剤を入れ、歯の内部から色素を分解して白さを取り戻す治療法です。「ウォーキングブリーチ」とも呼ばれます。
具体的には、歯の裏側に小さな穴を開け、そこから漂白剤を歯の内部に充填し、仮のふたをして密封します。数日〜1週間ほど薬剤を歯の内部に作用させ、次の来院時に色の変化を確認してから薬を交換する、という手順を繰り返します。こうしてじっくりと内側から色素を分解していくのがこの治療法の特徴です。
よくある誤解:「1回で劇的に白くなる」は期待しすぎかもしれません
インターネットで検索すると「1回で驚くほど白くなった」という体験談が目に入ることがありますが、これは個人差が非常に大きい部分です。変色の程度が軽い歯では1〜2回の通院でも明らかな改善が見られることがありますが、長年かけて濃く変色した歯では複数回の通院が必要になることが一般的です。「何回で終わるか」は、初診時の状態を診察して初めてある程度の目安をお伝えできます。

何回通えば白くなる?通院回数の目安と1回ごとの変化
一般的な通院回数の目安(個人差があります)
インターナルブリーチの通院回数は、平均的には3〜5回が目安とされています。ただしこれはあくまで目安であり、歯の状態・変色の原因・変色期間によって2回で終わる方もいれば、6回以上かかる方もいます。以下の表で各回の変化の目安を確認してください。
| 通院回数 | この回でおこなうこと | 変化の目安(個人差があります) |
|---|---|---|
| 1回目 | 診察・レントゲン確認・根管充填材の確認・漂白剤の充填 | まだ目に見える変化は少ない。薬が内部に浸透し始める段階 |
| 2回目 | 薬の確認・色調チェック・薬の交換 | 少し明るくなったと感じ始める方が多い。グレー系の変色は変化が出やすい傾向 |
| 3回目 | 色調確認・必要に応じて薬を交換 | 多くの方が「白くなってきた」と実感する回。明確な変化が見られることが多い |
| 4〜5回目 | 色調の最終確認・終了または薬の交換 | 隣の歯との色調を比較し、目標の白さに近づいていれば終了を検討 |
| 6回目以降 | 追加の薬剤交換(必要な方のみ) | 長年変色していた歯・茶色〜黒に近い変色の場合に必要になることがある |
通院回数に影響する3つのポイント
神経を取った後の変色でも、その原因によって難易度が異なります。根管治療に使われた薬剤(メタルコアや古いセメント成分)が原因の変色は比較的漂白が難しく、血液由来の変色(外傷など)は比較的改善しやすい傾向があります。また、変色の色が濃いほど(黄色→茶色→灰色→黒に近づくほど)、回数がかかることが多くなります。
変色してからの時間が長いほど、色素が歯の象牙細管の深くまで浸透しているため、漂白剤が分解するのに時間と回数が必要になります。「気づいてから何年も経っている」という方は、早めに受診されることで、その後の治療回数を抑えられる可能性があります。
インターナルブリーチは、根管治療が適切に完了していることが前提条件です。根の先端(根尖部)に炎症や問題がある場合は、まず根管治療を改めて行う必要があります。また、根管充填材が歯の内部に残っている量によっても、薬剤が作用できるスペースの大きさが変わり、効果の出方が左右されます。レントゲンでの事前確認が重要な理由がここにあります。
「白くなりすぎた」場合はどうする?終了タイミングの目安
インターナルブリーチは薬が効きすぎると、周囲の天然歯より白くなりすぎてしまう場合があります。これは終了のタイミングを歯科医師が慎重に管理することが重要な理由のひとつです。目標とする白さの基準は「隣の天然歯と自然に馴染む色調」であり、定期的に色調シェードガイドで確認しながら進めていきます。十分な白さが得られたと判断した時点で薬の充填を終了し、最終的な詰め物で穴をふさいで治療完了となります。
「自分の場合は何回くらいかかる?」
歯科医師に直接ご確認いただけます
インターナルブリーチの回数は変色の状態によって個人差があります。カウンセリングで歯の状態を確認したうえでご説明します。
治療の流れと1回あたりの所要時間
初診から治療終了までのステップ
初めてご来院いただいてから治療が完了するまでの流れを整理します。
変色している歯の状態、根管治療の状態、根尖部の炎症の有無などをレントゲンで確認します。インターナルブリーチが適応できるかどうか、何回程度かかるかの目安をこの時点でお伝えします。患者さんが納得された上で治療を進めます。
歯の裏側に開けた小さな穴から古い漂白剤を除去し、新しい漂白剤を充填して仮封(仮のふた)をします。1回あたりの処置時間はおおよそ15〜30分程度(個人差あり)と比較的短い場合が多く、通院の負担は少ない治療です。通院の間隔は一般的に1〜2週間が目安です。
目標の色調に達したら漂白剤を除去し、歯の内部をしっかりと封鎖して、歯の裏側の穴をコンポジットレジン(白い詰め物)でふさいで治療終了です。治療後は定期的にメンテナンスで色の安定を確認することが推奨されます。
治療期間全体の目安
通院1〜2週間間隔・3〜5回の通院であれば、治療期間は約1〜2ヵ月が目安となることが多いです(個人差があります)。急いで回数を増やすと漂白剤が作用する時間が短くなるため、効果が出にくくなることがあります。適切な間隔を守ることが白さの改善につながります。
治療中・治療後の注意点
インターナルブリーチは根管治療済みの歯を対象とする治療です。根尖部に炎症がある場合は先に根管治療が必要なため、適応の確認が必須です。
まれに「歯根外部吸収」(歯の根が外側から溶け始める現象)が起こる可能性が指摘されています。治療後の定期的なレントゲン確認を推奨します。
漂白後に歯の色が安定するまでに数週間かかる場合があります。また、将来的に色が戻る(後戻り)可能性があることを理解した上で治療を受けていただく必要があります。

通常ホワイトニングとの違い・向いている人は?
インターナルブリーチと通常ホワイトニングの違い
「ホワイトニング」という言葉は広く使われますが、インターナルブリーチと通常のホワイトニング(オフィス・ホームホワイトニング)はまったく異なる治療です。どちらが向いているかは歯の状態によって異なります。
✅ インターナルブリーチが向いている人
- 神経を取った歯(失活歯)が1本だけ黒ずんでいる
- 外傷・根管治療後に変色が起きた
- 歯をできるだけ削りたくない
- 被せ物をせずに自分の歯を活かしたい
- 他の歯との色の差が気になっている
⚠️ 通常ホワイトニングが向いている人
- 神経のある歯全体の黄ばみが気になる
- コーヒー・お茶・タバコによる着色が主な原因
- 複数の歯を同時に白くしたい
- 短期間で全体的な明るさを上げたい
神経を取った歯に通常のホワイトニングジェルを塗っても、内部の変色には十分に作用しないことが多いのが現実です。「全体ホワイトニングをしたのに1本だけ浮いて見える」という状況になることもあります。変色の原因がどこにあるかを正確に診断することが、適切な治療法の選択につながります。
料金の目安(当院の場合)
当院でのウォーキングブリーチ(インターナルブリーチ)の料金は、計 約11,000円(税込)です。複数回の通院を含めたトータルの費用の目安としてお考えください。詳細は初診時にご説明します。
なお、当院ではホームホワイトニング(ジェル3本)27,500円(税込)、オフィスホワイトニング22,000円〜33,000円(税込)、デュアルホワイトニング44,000円(税込)など、神経のある歯のホワイトニングメニューもご用意しています。どちらの治療が適切かは診察でご確認いただけます。
※分割払い・デンタルローンにも対応しています。
インターナルブリーチでは白くならないケースとその代替治療
変色があまりにも深く・濃い場合や、歯の内部構造上の問題がある場合は、インターナルブリーチだけでは十分な白さが得られないことがあります。その場合は、歯の形態も改善できるオールセラミッククラウン(前歯 88,000円〜・税込)という選択肢もあります。いずれの場合も、最初の診察時に患者さんのご希望・歯の状態を確認した上で、複数の選択肢をご説明し、ご納得いただいてから治療を進めます。
いのうえ歯科 道の尾オフィスのインターナルブリーチへの取り組み
- 長崎大学歯学部を卒業し、長崎大学病院 総合歯科診療部での臨床経験を持つ院長が、歯の状態・変色の原因を精査した上で治療方針をご提案します
- 治療前にレントゲン・口腔内診察で根管の状態・根尖部の健康を確認し、適応かどうかを丁寧にご説明します。患者さんが納得された上で治療を開始します
- 「予防」と「歯を守ること」を重視する当院では、できるだけ歯を削らない・歯質を保存する治療を基本方針としています。インターナルブリーチはその考え方と合致した治療法のひとつです
- 長崎市岩屋町に位置し、ローソン(長崎岩屋町)から徒歩1分・西友(道の尾店)から徒歩7分とアクセスしやすい立地です
- 歯科医院が苦手な方も通いやすい、落ち着いた院内環境づくりを心がけています
よくあるご質問(FAQ)
インターナルブリーチは痛みがありますか?
治療後に色が戻ることはありますか?
インターナルブリーチとクラウン(被せ物)はどちらを選ぶべきですか?
📝 まとめ:インターナルブリーチの通院回数ポイント
- 通院回数の目安は平均3〜5回だが、変色の深さ・年数・歯の状態で個人差がある
- 1〜2回目は薬が浸透する段階で、多くの方は3回目頃から白さを実感しやすい
- 通院間隔は1〜2週間が目安で、治療期間全体は約1〜2ヵ月が目安(個人差あり)
- 通常のホワイトニングとは異なる治療のため、神経のない変色歯には専門の診察が必要
- 当院のウォーキングブリーチは計 約11,000円(税込)。分割・デンタルローン対応
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いのうえ歯科 道の尾オフィス
インターナルブリーチの詳細はカウンセリングでご確認を
通院回数・費用・リスクなど、歯の状態に応じて担当歯科医師が丁寧にご説明します。
診療時間:月火水金土 9:00〜13:00 / 月火木金土 14:30〜18:30 日曜・祝日休診






「神経を取った歯が黒くなってきた」というご相談は、実は多くの患者さんから寄せられます。インターナルブリーチは、歯をほとんど削ることなく内側から白さを取り戻せる可能性のある治療法ですが、回数や効果には個人差があります。大切なのは、まず歯の状態をしっかり診て、その方に合った治療法をご説明することだと考えています。「何回かかるのか不安」という方も、まず一度お口の状態を見せていただければ、具体的な目安をお伝えできます。お一人で悩まず、気軽にご相談ください。