親知らずは抜くべき?抜かなくてもいいケースとは?
- 2026年2月23日
- その他
「親知らずは抜いたほうがいいですか?」
歯科医院でよくいただく質問の一つです。
「必ず抜かなければいけない」と思われがちですが、実は 状態によっては抜かなくてもよいケース もあります。
今回は、親知らずを抜くべきケースと、経過観察でもよいケースについて分かりやすく解説します。
■ 親知らずとは?
親知らずは、正式には「第三大臼歯」と呼ばれる一番奥に生えてくる歯です。
多くの場合 10代後半〜20代前半 に生えてきます。
しかし現代人は顎が小さくなっている傾向があり、
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まっすぐ生えない
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歯ぐきの中に埋まる
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横向きに生える
といったトラブルが起こりやすい歯でもあります。
■ 抜いたほうがいい親知らず
次のような場合は、抜歯がすすめられることが多いです。
① 横向き・斜めに生えている
歯と歯の間に汚れが溜まりやすく、虫歯や炎症の原因になります。
② 歯ぐきが腫れたり痛みを繰り返す
親知らず周囲の炎症(智歯周囲炎)が起きている可能性があります。
③ 手前の歯を悪くしている
親知らずが原因で、第二大臼歯が虫歯や歯周病になるケースもあります。
④ 噛み合わせに問題がある
反対側の歯ぐきを噛んでしまうなどのトラブルが起きる場合です。
⑤ 矯正治療の妨げになる
このような場合は、将来的なリスクを考えて抜歯を検討します。
■ 抜かなくてもよいケース
すべての親知らずが問題になるわけではありません。
次のような場合は、必ずしも抜く必要はありません。
① まっすぐ正常に生えている
奥歯としてしっかり機能している場合。
② しっかり歯磨きができている
③ 痛みや腫れなどの症状がない
④ 完全に骨の中に埋まっていて問題がない
こうしたケースでは、定期的にチェックを行いながら経過観察をすることもあります。
■ 親知らずを放置すると起こる可能性のあるトラブル
問題のある親知らずをそのままにしておくと、
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歯ぐきの腫れや痛み
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口臭
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手前の歯の虫歯
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歯並びへの影響
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顎の腫れ
などが起こることがあります。
「今は痛くないから大丈夫」と思っていても、
ある日突然腫れることも珍しくありません。
■ 抜歯するなら若いうちがよいことも
一般的に、
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骨が柔らかい
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治りが早い
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合併症が少ない
という理由から、必要な場合は 若いうちの抜歯がスムーズ なことも多いです。
ただし、すべての方に当てはまるわけではないため、レントゲンなどでしっかり診断することが大切です。
■ まとめ
親知らずは
「必ず抜く歯」ではなく「状態によって判断する歯」 です。
大切なのは、
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生え方
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周囲の歯への影響
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お口の清掃状態
を歯科医院でしっかり確認することです。
「自分の親知らずは抜いたほうがいいの?」
と気になっている方は、お気軽にいのうえ歯科 道の尾オフィスにご相談ください。
将来のお口の健康を考えた最適な方法をご提案いたします。



